先日、インパクトコースの2泊3日のキックオフセッションを開催しました！

1日目はユアフィールドつくばの伊藤文弥さん、2日目は自立生活サポートセンター・もやいの大西連さんの現場を訪問し、これまでのリーダーとしての葛藤や挫折を含めた流れと事業の変遷のかかわり、社会的インパクトとはどういうことかなど、事業経営におけるご自身の考えなどを伺いました。それぞれの現場訪問後はお二人のお話を聞いて自分はどう解釈したかアウトプットし、グループで意見交換をするワークに取り組みました。同じ話を聞いてもどこをかいつまんでどう解釈するかが人によって異なっており、参加者たちは他者との対話を通して自らの思考の広がりを感じたようです。

3日目には、組織を率いる「ソース」としての役割や、組織で起こる課題がソースにどう結びついているか、本を読みながら理解を深めるワークショップを行ったほか、普段の思考や今後自分や事業がどうありたいかを棚卸するための「曼荼羅ワーク」に取り組みました。

参加者たちからは「『会社は常にスケールしてくもの』と決めてかかっていたが、『広さ』『深さ』ではないあり方があると学んだ」、「頭の中だけで思考を脊髄反射している毎日だったが、問いを立ててもらい、それを元に自分は今何を考えているのか？に立ち返れたことが良かった」などの声が聞かれました。この合宿はこれからの半年間の一歩目。もちろん自団体や自らに対するもやもやはこの合宿では晴れないと思いますが、どうありたいか、どの方向に進みたいかを考えるための良いスタートが切れたようです。

次回の中間セッションからはメンターの方々にもご参加いただきます。今後参加者のみなさんがどうジワジワと変化を遂げていくか楽しみです！