一人ひとりの想いから、
新たな価値の共創へ
一人ひとりの想いから、
新たな価値の共創へ
私たちが目指すのは、一握りのリーダーではなく、
多様な人々の内なる情熱が連鎖し、社会を変えていく世界です。
社会変革への道筋は、決して平坦ではありません。
目の前の問題から目をそらさず、勇気ある一歩を重ね続ける
挑戦の連なりこそが、社会に根本的な変化をもたらします。
社会起業塾は、そんな一人ひとりの内に秘めた可能性を信じ、
その挑戦を応援します。
しかし、その旅路は一人では歩めません。
課題が複雑であるほど、多様な視点と協力が不可欠です。
だからこそ社会起業塾は、企業が単なる支援者ではなく、
社会課題解決に向けた「共創のパートナー」として集う場を目指しています。
起業家と企業が出会い、それぞれの力を掛け合わせ、
共によりよい社会をつくっていく。
私たちは、このプラットフォームを通じて、
そんな新たな共創の機会をつくり続けます。
社会起業塾という場には、挑戦の当事者である社会起業家、経験豊かなメンターや講師、伴走するコーディネーター、そして社会課題の解決にともに挑むパートナー企業が集います。それぞれが持つ知見やリソース、想いを持ち寄り、対等な立場で関わり合うことで、社会起業家の挑戦を多角的に支援し、共に新たな価値を創造していきます。
社会起業塾では、先人たちの実践知や多様な視点に触れる「学び」と、それを現場で試す「実践」、そして経験から本質を掴む「内省」を繰り返します。この学びのサイクルが、机上の空論ではない、血の通った「あり方」と「やり方」を育みます。
社会起業という道なき道では、時に孤独を感じることもあります。ここでは、同じ熱量で社会に向き合う仲間や、その道を先に歩む先輩と出会えます。互いの挑戦を心から応援し、本音で語り合えるこのコミュニティの存在そのものが、次の一歩を踏み出す勇気となり、予期せぬ化学反応(創発)を生み出します。
社会起業塾の大きな特徴は、パートナー企業が単なる資金提供者ではなく、社会課題の解決に共に挑む共創パートナーとして主体的に参画することです。企業の持つリソースや知見と、起業家の持つ現場の洞察が交わることで、個々の組織だけでは生まれなかった解決の糸口を見出し、社会を動かすための協働の第一歩を踏み出します。
当事者のニーズや社会課題に真摯に向き合う人は、誰もが「社会起業家」としての可能性を秘めていると私たちは考えます。
その上で、社会起業塾では特に、次のような姿勢で挑戦に臨む方を応援したいと考えています。
既存の枠組みでは十分に解決されていない地域や社会の課題にアプローチする
時代と共に、社会課題もその姿を変え続けます。解決された問題がある一方で、より複雑になったり、新たに見過ごされたままになっている課題も少なくありません。他の誰かが解決するのを待つのではなく、既存の仕組みやアプローチでは対応しきれないテーマに、自ら向き合い、新たな解決の可能性を探求する。その挑戦を、私たちは全力で応援します。
課題の本質を捉え、関わる人の力を引き出しながら、社会の仕組みそのものの変革を目指す
自分たちの事業や活動を適切に組み立てるためには、社会課題の「構造」に深く向き合うことが不可欠です。構造とは、目に見える制度やルールだけでなく、文化や人々の価値観といった目に見えないものも含みます。社会起業塾では、実践と学習を通じてこの構造と向き合い、当事者や多様な人々と協働しながら、社会の変革を促していく姿勢を重視します。
社会の複雑さと向きあいながら、実現したい社会を自分に問い続ける
社会課題に向き合う挑戦は、地図のない道のりです。だからこそ「本当に実現したい社会とは何か」という問いを持ち続けることが大切になります。それは、自らの内なる声に耳を澄ます内省のプロセスであり、同時に、社会の現実や他者の声と向き合う対話のプロセスでもあります。社会起業塾は、その答えのない問いを携え、探求と成長の旅路を歩む方を応援します。
既存の枠組みでは十分に解決されていない
地域や社会の課題にアプローチする
時代と共に、社会課題もその姿を変え続けます。解決された問題がある一方で、より複雑になったり、新たに見過ごされたままになっている課題も少なくありません。
他の誰かが解決するのを待つのではなく、既存の仕組みやアプローチでは対応しきれないテーマに、自ら向き合い、新たな解決の可能性を探求する。その挑戦を、私たちは全力で応援します。
課題の本質を捉え、関わる人の力を引き出しながら、
社会の変革を目指す
自分たちの事業や活動を適切に組み立てるためには、社会課題の「構造」に深く向き合うことが不可欠です。構造とは、目に見える制度やルールだけでなく、文化や人々の価値観といった目に見えないものも含みます。
社会起業塾では、実践と学習を通じてこの構造と向き合い、当事者や多様な人々と協働しながら、社会の変革を促していく姿勢を重視します。
社会の複雑さと向きあいながら、
実現したい社会を自分に問い続ける
社会課題に向き合う挑戦は、地図のない道のりです。だからこそ「本当に実現したい社会とは何か」という問いを持ち続けることが大切になります。
それは、自らの内なる声に耳を澄ます内省のプロセスであり、同時に、社会の現実や他者の声と向き合う対話のプロセスでもあります。
社会起業塾は、その答えのない問いを携え、探求と成長の旅路を歩む方を応援します。
IMPACT社会起業塾の
インパクト
社会起業塾での学びを原点に、卒塾生たちは今もそれぞれの場所で、未来を拓く挑戦の旅路を歩んでいます。
その一つひとつの挑戦の価値は、事業の成長率や継続率といった指標だけでは測りきれません。しかし、彼ら彼女らが社会に与え続けるインパクトの大きさは、ここに紹介するような、確かな足跡としても表れています。
社会起業塾の卒塾生数
156名
2002年〜
卒業生の事業継続率
88%
予算規模からみた
平均成長率
約4倍
2012年度~2020年度の
卒塾生47団体
国や自治体の政策や
事業に影響を与えた団体
国レベル
23%
自治体レベル
54%
2020年度までの卒塾生
105団体中
ノウハウや事業モデルを
他地域や他団体に移転した
経験がある団体
54%
2020年度までの卒塾生
105団体中
社会起業塾は、2002年にETIC.とNECの協働が始まったことをきっかけに誕生しました。現在は、複数の企業が参画する社会起業家支援のプラットフォーム「社会起業塾イニシアティブ」として運営されています。
2002年 | NECとETIC.が連携し、社会起業家を支援する国内唯一のプログラムとして「NEC学生NPO起業塾」を開始。年間3団体ほどを重点的に支援。 |
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2005年 | 「NEC学生NPO起業塾」から「NEC社会起業塾」へプログラム名を変更。年間3~5団体を重点的に支援。 日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」にて、村田早耶香さん(認定NPO法人かものはしプロジェクト/2003年度NEC社会起塾生)が、リーダー部門を史上最年少で受賞。 |
2010年 | 花王株式会社、横浜市が参画し、「花王社会起業塾」「横浜社会起業塾(~2013)」が開始。 株式会社電通もプログラム・パートナーとして参画し、複数の企業・行政が連携するプラットフォーム「社会起業塾イニシアティブ」を創設。 |
2013年 | 10年以上にわたり、社会起業家を支援・輩出してきた実績が評価され、「NEC社会起業塾」が「第11回企業フィランソロピー大賞 特別賞 社会変革への礎賞」を受賞。 第一回日経ソーシャルイニシアチブ大賞にて、認定NPO法人フローレンス(2003年度NEC社会起塾生)が大賞を、ケアプロ株式会社(2008年度NEC社会起塾生)が国内部門賞を受賞。 支援団体数が50団体を突破。 |
2014年 | 第二回日経ソーシャルイニシアチブ大賞にて、認定NPO法人カタリバ(2004年度NEC社会起塾生)が東北部門賞を、NPO法人クロスフィールズ(2011年年度NEC社会起塾生)が新人賞を受賞。 |
2015年 | エヌエヌ生命保険株式会社が参画し、「エヌエヌ生命社会起業塾(~2016)」が開始。 |
2016年 | 株式会社NTTドコモ及び株式会社NTTドコモ・ベンチャーズが参画し、「NTTドコモ社会起業塾(~2018)」を開始。 ブラッシュアッププログラム(予科プログラム)を提供していくIIHOEが協力として参画。支援団体数が100団体を突破。 |
2018年 | 卒塾生がメンターとして参画開始 |
2020年 | 全編オンラインでプログラムを実施。 全国各地から起業家が参加し、起業塾のネットワークが広がる。 |
2022年 | プログラム開始より20年。 オンラインと対面のハイブリッド形式にプログラムをリニューアル |
2025年 | 創業期対象の「スタートアップコース」と、成長拡大準備期対象の「インパクトコース」の2コースにプログラムを再編 |