「貯金を切り崩して活動をしている」
「経営資源がどこまでいっても足りない」
皆さんが「なんとしてでも解決したい!実現したい!」と思う活動のテーマは簡単にはビジネスにはならず、持続可能に活動することが難しいことがあると思います。それでもあの手この手で試行錯誤し、NPOとして事業モデルを作り、創り出したい社会の実現に向けて、実績をつくっている先輩起業家がいます。
今回は、2012年度卒塾生の認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長 今井紀明さんと、2014年度NEC卒塾生の認定NPO法人 ReBit 代表理事 藥師実芳さんをお呼びして、どのようにして、
「社会課題解決を目指す事業戦略を作ったのか」
「仲間や協力者、資金といった経営資源を調達したのか」
「創業期に食べてきたのか」
を深掘っていくトークイベントを開催します。
ぜひNPOでチャレンジすることの意義や可能性を見出す機会になれば幸いです。ご参加お待ちしております!
19:00~19:10 イントロダクション
19:10~19:40 先輩起業家による自己紹介・事業プレゼンテーション
19:40~20:40 パネルトーク・質疑応答(ファシリテーター:ETIC.)「NPOだからこそできる事業戦略や大事にしたい考え方とは」
20:40~20:50 社会起業塾の紹介
20:50~21:00 クロージング
今井 紀明 氏/ 認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。
高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者7700名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。また定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。
藥師 実芳 氏/認定NPO法人 ReBit 代表理事
早稲田大学大学院卒。 LGBTを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会を 目指し、20歳でReBitを設立。行政/学校/ 企業等でLGBTやダイバーシティに関する研修、 LGBTやマイノリティへのキャリア支援、国内最大級のダイバーシティに関するキャリアフォーラム運営、国内初のLGBTフレンドリーな就労移行支援事業所(福祉事業) の設立等を担う。また、世田谷区、新宿をはじめ行政で検討委員を務める。ダボス会議が選ぶ世界の若手リーダー、グローバル・ シェーパーズ・コミュニティ選出、オバマ財団が選ぶアジア・パシフィックのリーダー選出。共著に「LGBTってなんだろう?」「 トランスジェンダーと職場環境ハンドブック」等がある。