.png)
11月25日(月)、社会起業塾スタートアップコースにおいて、創業期の社会起業家のための学び講座「ガバナンス」を開催しました。
今回は、本コースのメンターでもある荻原国啓さん(ゼロトゥワン株式会社 代表取締役)と竹内弓乃さん(NPO法人ADDS 共同代表)をゲストにお迎えし、「そもそもガバナンスとは何か?」という問いから、組織のあり方を考えました。
講座では、ガバナンスを単なる管理ルールや守りの仕組みとして捉えるのではなく、ミッション達成を加速させるための信頼の土台であり、強力な仲間づくりの手段であるという視点が共有されました。
創業期の社会起業家は、熱意を持つ一方で、専門性や信用、資金といったリソースの不足という壁に直面しがちです。こうした不足を補い、外部の力を借りて共に事業を推進していくうえで、ガバナンスは組織の極めて重要な基盤となります。講師からは、単に支援される側に留まるのではなく、ビジョンを共有し、共に価値を創るパートナーとしていかに外部を巻き込んでいくか、その大切さが語られました。
また、講座内では、12月のプログラムにて実施予定のVBM(バーチャル・ボード・ミーティング)についても触れました。
VBMとは、自身の事業の方向性や意思決定を客観的に説明し、外部からフィードバックを受ける仮想理事会の実践の場です。単なる進捗報告に留まらず、自らの責任で事業を説明する体験を通じて、外部への説得力ある伝え方や、プロフェッショナルな知恵を借りるための巻き込み方のコツを掴んでいきました。
当日は「自団体では今後、どんな人を巻き込みたいか?」をテーマにグループワークも実施。参加者からは、自身の組織運営をポジティブに見つめ直す声が多く寄せられました。
「お願いをするのではなく、共に社会課題を解決するスタンスで巻き込む大切さに気づいた」
「プロボノの方に力を発揮してもらうには、自分たちの困りごとを丁寧に言語化するプロセスが不可欠だと感じた」
「信頼関係の指標は、何気ないことでも相談できる積み重ねにあると実感した」
創業期特有の組織づくりや仲間づくりについて、それぞれが自団体の課題を具体化させる、実りある時間となりました。
今回の講座を通じ、外部の力を借りることは、単なる人手不足の解消ではなく、社会課題解決に向けた戦略的な関係構築であると改めて学びました。勇気を持って組織の現状を開示し、周囲に相談することで、新しい道が開けていく。そんな起業家のみなさんたちの決意が感じられる場となりました。








